「歓びは 花咲く苦悩の上で 静かに坐る」

コミュニティサロンSOWAKAにて年に一度開催される、シタール×タブラによるインド音楽サロンコンサート。
ちょうどインド・ムンバイ在住のバーンスリー奏者、永井由香さんが帰国されるということで、ゴールデンウィーク真っ只中ではありますが企画いたしました。

由香さんはインドからヨガ思想や文化の発信をされている、国内外で大変人気のヨガ哲学者でありながら、インドの人間国宝pt.ハリプラサード・チョウラシアにバンスリーを師事し演奏活動もされている、とても魅力あふれる方。

一方、吉田こうきさんは、H.アミット・ロイに師事するために愛知に移住して以来、日本のインド音楽シーンを牽引し、近年では自身のアカデミーによるインド音楽アンサンブルというこれまでになかったアプローチで多くの作品を創作、インド古典音楽の可能性を追求・発信し続ける、実力派音楽家です。

今回、両奏者フルサイズのインド古典音楽に加え、バーンスリーとシタールによるジュガルバンディ(共演)も聴くことができる、またとない機会です。
    

Sowakaは、オーナー篠原さんご自身もヨギーでありバーンスリー奏者であるが故か、感性が研ぎ澄まされる唯一無二の空間となっています。「全てをポジティブに、全てを肯定的にする場所、ソワカ」。
心からおすすめするコンサート。
是非ご参加ください。

日 時2022年5月3日(火・祝)
17:30開場 18:00開演 
会 場コミュニティサロン sowaka
https://sowaka.earth/
https://tadashinohara.com/
住所:愛知県日進市赤池町箕ノ手2-1521
(Hair shop Zac 2階)
交通:名古屋市営地下鉄/名鉄「赤池」駅徒歩5分
出 演永井由香(バーンスリー)、吉田こうき(シタール)、石田紫織(タブラ)
料 金3,000円
予約・問 Zac sowaka または info@taalmandali.com

永井由香(バーンスリー)
10代半ばから興味のあったインドの神様と哲学、美術を求めてインドでの旅を始める。ヨガの聖地リシケシにあるシバナンダ・アシュラムなどに滞在し、スワミジ(僧侶)との交流を通し、古典的なスタイルのヨガを学ぶ。2013年リシケシのTattvaa Yogashalaにて全米ヨガアライアンス500取得。養成後はヨガシャラに残り、アシスタント・ティーチャーとして後輩や一般クラスの指導をしながら学びを深める。
2015年頃からはクリシュナ神の楽器であるバンスリ(竹フルート)の学びに集中し、バンスリ奏者Harsh Wardhan氏の元で住み込み弟子をする。伝統的な師弟関係を築きながら、インド哲学がどのように引き継がれているのかを学ぶ。2017年、インドの人間国宝であるHariprasad Chaurasia氏から学ぶためムンバイに移住。国内・国外の演奏ツアーに同行する。
音楽活動を続けながら、日本・インドのヨガスタジオでヨガ哲学での講座やコラムの発信でヨガ思想やインドの文化の発信を行う。2019年には電子書籍「生きるのが楽になるインドの古典ヨガ哲学」を出版。ヨガ発祥の地インドの人々が、どのように人生にヨガを活かしているのかを伝えている。
https://shanti-ganapati.com/


吉田こうき(シタール)
音楽の知見を求めアジア、アフリカを歴訪。シタール及びインド音楽理論を’93年よりP.M.Chatterjeeに、’97年よりマイハール流派屈指の後継者、H.Amit Royに師事。愛・地球博、興正寺五重塔建立二百年祭、COP10など、文化的・国際的なイベントに数多く出演。海外においてもコルカタ日印交流記念式典をはじめ、タイ・バングラデシュ等で公演。インド古典音楽を主軸に、多岐に渡るセッションワーク、大学での講演等の他、JagaLabo.S.A.にて定期WSや音楽教室を主催、JaganathRecords名義にて作曲、音源制作、CD監修など、活動は多岐に渡る。
www.yoshidakoki.com


石田紫織(タブラ)
Pt.シュバンカル・ベナルジー、U-zhaanに師事。ラビンドラ・バラティ(コルカタの芸術大学)器楽科パーカッション専攻修士課程修了。師のもとで修練を重ねるため、2002年よりインドを往来。2015年にはインド政府奨学生 (ICCR) として留学、音楽理論や声楽、他の打楽器も学ぶ。インド古典音楽の演奏活動のほか、Pops,Jazz,Electroとの共作やダンスとのワークにも力を入れている。参加グループ「ヌーベルミューズ」ではパリ国際大学都市日本館で公演、「むゆうじゅ」ではアメリカや台湾での公演など、海外公演も多数。インドリズムサークル「タールマンダリー」主宰。