genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク
vanishing note ω#4 ラボ公演
『tento =ゆうわく=』


日時:2023年7月28日(金)29日(土)
   16時開演(開場は15分前)、17:00終演予定
会場:国立ラボ(国立市北、ご予約後に詳細ご案内送付)
定員:15名(要予約)
チケット:3000円(お茶お菓子付き)
ご予約
 ・簡単予約フォーム:https://forms.gle/B9cpcXg7gsa2vwHk7
 ・メール:kuinka.vanishing@gmail.com
 (お名前、ご希望日、人数、当時連絡可能な電話番号を記載してください)

 

原案/演者:黒谷都
演奏:石田紫織(タブラ)
美術:松沢香代 

協力:国立ラボ互助会、佐瑠女 
フライヤー制作:石田紫織

内容紹介

「顔らしきモノ」と遣い手の「衣装と身体」により生まれ、多様に展開する黒谷都のスカート人形は、2001年に公演した『譫言』から始まった。その「顔らしきモノ」 “水蜘蛛さん”は、2021年『griza』で新たに息吹き、今またタブラの音色に誘われて、タブラはモノの眼差しを受けとめて、越境し、出逢い、変容する。
長年の念願だった打楽器ひとつでやるという試みをお楽しみいただければ幸いです。(ku)

 

黒谷都  プロフィール
74年人形遣いの道を歩み出す。77年から「銀猫商會」を主催、独自な人形劇世界を展開する。94年人形劇を先駆的に変革したチェコへ渡りペトル・マターセク氏に師事。帰国後ソロ活動を中心に自らの人形技を「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」と称し、人形と人形遣いのいる視覚表現を模索している。

 

石田紫織  プロフィール
74年生まれ。02年からタブラを学ぶためインド往来を繰り返す。07年よりPt.シュバンカル・ベナルジーに師事。15年ICCRインド政府奨学金を得てラビンドラ・バラティ芸術大学に留学。帰国後「タールマンダリー・インドリズムサークル」を設立。インド古典音楽のほか様々なジャンルでセッションワークを行っている。

  

国立ラボ genre-gray.com
genre:Grayの活動拠点。東京都国立市の片隅にある民家を改造した小さな稽古場。
「モノ語りが産まれる処」として開かれ、genre:Grayの遣り方を元に「遣い手と人形/モノ、それぞれの身体」の独自性を探る者たちが、稽古=基礎の鍛錬、実験と研鑽の繰り返し=に取り組む学び舎であり、機が熟せば発表の場ともなる。
コロナ禍を期に、地域に根ざした「すぐ隣の異空間」としての在り方を探して、様々な企画の「ラボ公演」開催を計画している。